新潟ラーメンの特徴?新潟5大ラーメンとは?ケンミンショーで紹介されました。

新潟5大ラーメンが、ケンミンショー(12/17)で紹介されました。
新潟県で、これだけラーメンの個性が豊かとは!!
新潟5大ラーメンの特徴を紹介します。

*新潟5大ラーメン

新潟県で、これほどラーメンの個性が豊かとは思ってもみませんでした。
あなたは、どのラーメンを食べてみたいですか?

1.燕三条背脂ラーメン
2.長岡生姜醤油ラーメン
3.新潟濃厚味噌ラーメン
4.新潟あっさりラーメン
5.三条カレーラーメン

1.燕三条背脂ラーメン

魚介系のスープに、うどんのような太麺が入ります。その上に豚の背脂が大量に載ります。
丼の表面が背脂で覆い尽くされるぐらいかけます。

この背脂ラーメンですが、この燕市が発祥と言われています。
これ以外でしたね。
新潟が発祥とは!

発祥のお店は燕市の「杭州飯店」さんです。
ここの初代店主「徐 昌星」さんが考案。

新潟 杭州飯店のラーメン
*ラーメンの写真は全て食べログさんより引用しました。m(__)m

翼市は洋食器や金物の町として有名です。
洋食器や金物の工場で働いている工員さんは、とても熱い環境で仕事をしており、大量の汗をかきます。

味の濃い「しょっぱい味」の物を好む傾向がありました。
自然と好みに合った味になります。

ただ、しょっぱいだけでは美味しくありません。


塩分が高いまま、旨みを出すのはどうしたら良いだろう?
と考えていたとき、徐さん肉屋の軒先に大量に積んでいたラード作りようの豚肉を見て、
「これをラーメンに入れたらきっと甘みが出るはずだ!!」
と考えたそうです。

昭和30年代の初頭に考案されました。

何でも、徐さん出身の中国の村では、ラードに漢方薬を入れて臭いを消して、そのラードで野菜炒めを作っていたと言います。

ここからヒントを得て作ったのでは?と息子の勝二さんがおっしゃっていました。

もう一つ背脂のメリットは、油で丼をコーティングすることになりますので、冷めにくい所です。

丼の熱を外に出さない=ラーメンが冷めにくい!

その点が寒い新潟で愛されました。

*店舗情報

住所:新潟県燕市西燕49-4
TEL:0256-64-3770
店休日:月曜日(祝翌)(月一回月火連休あり)
営業時間:
平日11:00~15:00/17:00~20:20(LO)
土日祝11:00~20:00(LO)
駐車場:50台

2.長岡生姜醤油ラーメン

長岡市発祥のラーメンです。

豚ガラを多く使い、油が多めのスープに大量の生姜が入っています。
具材は、チャーシュー、メンマ、のりと至ってシンプルです。


一見、濃いめの醤油ラーメンに見えます。


ですが、生姜がスープから香りが立つほどに投入されていますので、すぐに生姜醤油ラーメンと解ります。
トッピングで更に生姜を載せるお客さんもいます。

発祥は「青島食堂」で、昭和40年代に考案されたといわれています。

現在は、30店舗以上で提供されています。

新潟 青島食堂のラーメン

食べた後に、身体中がほかほかするそうで、こちらも寒い長岡市民に受け入れられました。

ちなみにニンニクは入れていません。

青島食堂では、生姜の他にスープに隠し素材が入っていました。

豚げんこつ、生姜、リンゴ、タマネギ、昆布、背脂など。

大鍋にリンゴが丸々1個そのまま入っているのは少々ビックリしました。

これだけの具材が入っていますのでスープが美味しい!と思いますね。

生姜の香りと一緒に動物系の強い香りもするそうです。

チャーシューの味、少々しょっぱめだそうです。

ですが、このラーメンにあっているそうですよ。

*店舗情報

店名:青島食堂 東堀店
TEL:025-222-5030
住所:新潟県新潟市中央区東堀通1番町495
営業時間:11:00~20:00(ランチ営業、日曜営業)
定休日:第3木曜
駐車場:無し
座席数:8席

3.新潟濃厚味噌ラーメン

味噌ラーメンの味噌スープが特徴です。
なんと、通常のスープの3倍濃いそうです。

当然濃いスープだけでは飽きも来ますし、スープとしてはやはり濃すぎます。
なので、割りスープが一緒に提供されます。
割りスープを混ぜて、好みに味にしてください。
とのことです。

番組ではラーメンの「東横」店を紹介していました。

新潟 東横味噌ラーメン

東横店では、スープにマーガリンを大量に入れていました。
マーガリンでコクを出していたのですね。

味噌は、塩分の濃い新潟の赤味噌を使用。

麺にはコシヒカリの米粉を混ぜています。

割りスープは専用に別で作ります。
豚骨と魚介、野菜で作ったあっさりスープです。

このスープ、大試食会でも大変好評でした。

割りスープが美味しいので、ラーメンに入れすぎてもそれはそれで美味しい!!と試食会でも評判でしたね。(*^^)

具材は、もやしとキャベツです。
スープと一緒に軽く炒めてから丼に盛ります。
ほどよいしゃきしゃき感が残っており、これもスープに合っていました。

シンプルですが、よく工夫されていますね。

*店舗情報

店名:東横 駅南店
TEL:025-243-2460
住所:新潟県新潟市中央区南笹口1-1-38
コープオリンピア笹口 1F
営業時間
11:00~21:50 (LO)
[火]11:00~14:00
[日・祝]11:00~21:00
(ランチ営業有り、日曜営業有り)
定休日:火曜の夕方以降
座席数:45席
駐車場:有り

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◇ケンミンショーで今回紹介されなかったラーメン達!

ここまでが今回のケンミンショーで放送された内容でした。
以下、残り二つのラーメンに関しては簡単に説明します。

4.新潟あっさりラーメン

屋台のラーメンを引継ぐ、極細麺のしょうゆラーメンです。
新潟市中央区の新潟島周辺が発祥と言われています。

代表店は「三吉屋 さんきちや」さんです。

スープは豚の背ガラとげんこつです。

新潟 三吉屋のラーメン
血抜用の鍋で下ゆでした後にスープ用の鍋で煮込んでいきます。
げんこつ、背ガラ、タマネギ、豚肉を一緒に煮込みます。

隠し味として煮干しを使用。
えぐみが出ないように頭をとっている物を使用します。

麺はお約束の細麺で縮れ麺を使用。
ネギ、メンマ、チャーシューが入っています。

げんこつと、背ガラ、煮干しからとるスープは、
清んでいますが、コクがありダシが利いていて飲みやすいそうです。

*店舗情報

住所:新潟県新潟市中央区西堀通5番町829
TEL:025-222-8227
定休日:火曜日
営業時間:11:00~20:30
駐車場:なし

5.三条カレーラーメン

以前は、上記1~4までのラーメンを「新潟4大ラーメン」と呼んでいました。
提唱者は、ラーメン王と呼ばれるライターの石神秀幸氏です。

その4大ラーメンに三条のカレーラーメンを入れて、新潟5大ラーメンと呼ぶようになりました。

このカレーラーメンは以前、ケンミンショーで紹介されました。

ラーメンにカレーを掛けているだけ!と言ってしまえば実も蓋もないのですが、結構レパートリーがありました。

スープタイプ、かけタイプ、冷やしつけ麺風など。
また、スープの辛さもまちまちで、具も牛肉もあれば豚肉もあります。


また、トッピングでトンカツを載せる店などカレーを意識させます。ですがラーメンなのです。

三条市の27店舗以上で提供されています。

個人的にうまそう!!と思ったカレーラーメンは、
「大衆食堂 正広」さんのカレーラーメンです。

◇大衆食堂 正広さんのカレーラーメンの特徴!

麺の種類:中太麺
主な具:豚肉・人参・ジャガイモ・玉ねぎ
スタイル:カレースープタイプ

新潟 大衆食堂 正広のカレーラーメン

後から、じわじわ辛くなるカレー粉を使用。


20種類のスパイスがこのカレー粉の秘密です。

コクが出るそうですね。


見た目懐かしいのですが、食するとスパイスが利いており本格的なカレーを食べている感じになるそうです。

う~~ん!ぜひ食べてみたいですね!!

残ったスープに、ご飯を入れてカレーリゾット風にするのがお勧めです。

*店舗情報

住所:新潟県三条市石上2-13-38
TEL:0256-31-4103
営業時間:
火曜 11:00~14:30 (ランチ営業のみ)
水~土 11:00~14:30/17:00~21:30
日 ・ 祝 11:00~15:00/17:00~21:30
(LOは閉店の30分前です)
定休:月曜日
座席:86席
駐車場:16台

*最後に

この中で、個人的に一番食べたいのは、

「新潟濃厚味噌ラーメン」です。

寒い、冬場に是非食べてみたいですね。

もう二つ。

「新潟あっさりラーメン」と「三条カレーラーメン」

もいただきたいです。m(__)m

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