コナン映画2016「純黒の悪夢」鑑賞済み感想!ネタバレ少しあります!天海祐希さんの評価は? | 毎日空を見上げて

コナン映画2016「純黒の悪夢」鑑賞済み感想!ネタバレ少しあります!天海祐希さんの評価は?

名探偵コナン映画「純黒の悪夢」を観てきました。物語の感想ですが、う~~ん!といった感じです。そしてゲスト声優の天海祐希さんの感想ですがこれは良かった~!でした。以下詳しく書きます。

今回の主役は、キュラソー(黒の組織の情報収集係。今回の映画のキーパーソン。声は天海祐希)でした。個人的にはコナンよりもキュラソーの方が主役やん!とそう思いました。

それを踏まえて、感想をお読み下さい。

純黒の悪夢の立体看板

*お約束ですが、黒の組織の正体はわかりません!

映画ですので、原作を超えられないのはわかります。なので、黒の組織の全容はわからないと観る前からわかっていました。で、その通の結果でした。

それどころか、全く新しい情報が無いのです。ラム(組織のNo2)の正体が少しはわかるかも?と思いましたがそれもありません。これは仕方ないのですが、面白くないですよね?もう一工夫欲しかったところです。

どの様な工夫が欲しかったのか?ですが、今回も、黒の組織の事件を追う形になっています。組織の陰謀をどうやって防ぐか?に注力を置いていますね。でも、そうではなくせっかくの20周年記念作品です。黒の組織を追い込むような話を期待していました。それでも、結局は逃がしてしまうのですが。個人的には、FBIやコナンにはめられたジンの怒る顔が見たかったです!

*黒の組織との対決ですので、恋愛と推理はお預けでした。

皆さんは、劇場版のコナンに求める物は何ですか?蘭と新一とのラブストーリーですか?それとも、本格的な推理でしょうか?

私個人は、この両方を求めます。なので、個人的な趣味として「迷宮の十字路(クロスロード)」と「絶海の探偵」が好きです。この2作品、平次も活躍します。この点も個人的にはポイントが高いです。あと「沈黙の15分」もいいですね。

今回の「純黒の悪夢」は冒頭から、黒の組織との対決一色でした。
なので、ラブストーリーと推理は完全にお預けでした。これも、いまいち!と思う要因でした。

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*「純黒の悪夢」は映画としての出来は大変良いです!

推理ドラマ&恋愛ドラマを抜きにすると、映画としての出来は大変良いです。特にオープニングから15分間のカーチェイスのシーンとラストの観覧車が転がり出すシーンは迫力満点です。

感心したのは、オープニングのカーチェイスのシーンです。アニメなので、画面=カメラは通常固定されています。据え置きのカメラで映画を撮影していく感じです。ところがオープニングのシーン、車と車が接触するシーンなどは、あえてハンディカムで手持ち撮影している用に、画面をぶらして撮影している効果を出していました。そうすることで、車同士がぶつかった時の迫力を出しています。

横浜の湾岸線でロケしていたようですので、その時にハンディカムで撮影していたと思われます。この時の手持ちで撮影した感じをそのまま映画に活かしたのでは?と思いました。(これは私の推測です。まちがっていたならごめんなさいです)

映画終盤、東都水族館での決戦で、ジン達はキュラソーを奪還する為に観覧車の電源を落とします。園内が停電になりました。この時、水族館だけ電気がついている所も、なるほどでした。水族館だけ先に建設していたので、あとから出来たスタジアムや大観覧車とは電気系統が別になっているとの設定です。自然と電気がついている水族館に来園客達は集まってきます。その水族館に向かって観覧車が転がり出します。その水族館には蘭と園子もいました!この辺りは、よく考えられています。また、停電で止まった観覧車には、偶然子供達(歩美、光彦、元太)も乗っていました。この観覧車にキュラソーも乗っていたのですが別のゴンドラです。

この辺よく考えられていますが、コナンが最後までゴンドラに子供達、水族館に蘭と園子がいることを知らなかったと思います。この辺り、わざとなのか?少々疑問に思いました。


公式:『名探偵コナン 純黒の悪夢(じゅんこくのナイトメア)』予告

あらすじはこちら

「純黒の悪夢」公式HPより

*いつもはこまった君(笑!)の少年探偵団が活躍!

記憶喪失のキュラソーの心を動かしたのは、3人の無邪気な笑顔と親切でした。今回に限り、このパターンは有りかも?と思いました。あいてがキュラソーなのでそう思いましたが、記憶喪失になってもベルモットなら絶対に無い!とも思いました。(笑!)

劇中の子供達との絡み、良かったと思いました。特に印象に残っているシーンは、東都水族館でのダーツコーナーでの一件でした。キュラソーが3本の矢を全て真ん中に当てます。これにより灰原は正体に感づきます。でも、感心したのはそこではなく、この時に景品としてもらったイルカのマスコットキーホルダーでした。3個もらい子供達で分けます。(ピンク、青、緑だったと思います)4個はくれないのか?と元太達は係のお兄さんに言います。キュラソーとおそろいにしたかったんですね。この時は、キュラソーが遠慮して結局3個もらいました。ですが、アトラクションのお兄さんが、後から白色のキーホルダーを特別にコナンに渡してくれます。あの、満点を出したお姉さんに渡して欲しいと。

このキーホルダーそのものには、謎はなにもありません。ただの試作品のキーホルダーです。ですが、その色に映画制作者からのメッセージが込められていました。白色なので、どのような色にでも染まることが出来る。といった意味なのですが、あとから、この白色のイルカのキーホルダーが重い意味を持ってきました。心に、ずっしりくる重さです。コナン映画にしては、珍しい仕掛けでした。

コナンの映画を観終わった後にくる爽快感が今回の映画には無かったです。これは、この映画の評価を分ける大きな要因ですね。

*キュラソー=天海祐希の演技について

思った以上に上手でした。少年探偵団との交流が多く描かれており、セリフが多かったのですが、違和感が無かったです。ちゃんと、感情移入が出来ました。少しネタバレしますが、キュラソーは、劇の最後にあることで死亡します。私、そのことを残念に思いました。これは、ちゃんと感情移入できたからと思います。それだけ、演技に違和感が無かったということです。

天海祐希さん、今回のアフレコで何回もNGを出した!とインタビューに答えていました。特に、「アッ~」とか「うぅ~」とセリフにならないような言葉を発することが多く、これらが大変難しかったそうです。

今回は冒頭は女スパイの役で、劇の中盤は記憶喪失の女性。そしてクライマックスに東都水族館の大観覧車で記憶がもどるキュラソーの3役を演じ分けています。3役としたのは、記憶が戻ったキュラソーが、以前のキュラソーとは違ったためです。3人の子供達にふれあった記憶がキュラソーに残っていました。

特にすごいと思ったのは、記憶喪失から記憶が戻る時の前と後の演技ですね。ここ、結構注目ポイントです。ですがNGを連発しただけのことはありました。本当に、このあたりの演技、違和感無かったですよ!

記憶が戻ったキュラソーですが、究極の選択をしなくてはいけなくなります。ジンの救出を待って、このまま黒の組織の一員として残るのか?それとも、子供達(電源が落ちて止まってしまったゴンドラに乗っていることを知ってしまう)を助けるのか?

この当りの難しい演技をそつなくこなしました!ゲストで今回限りのキャラクターにしておくのは本当にもったい無い!と思いました。

*よく分からなかったキュラソーの超記憶能力と5色の光

キュラソーが、超記憶能力を持つ人物なのはわかりました。映画冒頭で警視庁のデーターベースから2重スパイ(=ダブルフェイス)の一覧を盗みだします。その盗み出す方法ですが、脳に記憶する方法でした。この時に、記憶を定着する方法として5色のプラスチック板を利用していました。ですがこの当りがよく分かりませんでした。最後まで、これ謎でした。

東都水族館の医務室で、キュラソーを診断した医師が脳に先天的に異常があると説明しています。この当りと、超記憶力に関係があると思いますが、どの様な関係があるのか?までは謎解きしてくれませんでした。

キュラソーの超記憶力はどうやら「サヴァン症候群」が関係あるようです。サヴァン症候群は、見た物を写真に写し撮るように記憶できる能力のことです。キュラソーはこの持ち主では?と思いました。

それでも、脳の障害と、色や光に対して敏感に反応する事との因果はわかりませんね。

*安室透VS赤井秀一 二人の因縁について

キュラソーの身柄確保を巡り、映画冒頭からこの二人は激突します。湾岸高速で、逃げるキュラソーを追う、安室と赤城!二人は、周りの一般車両を巻き込みながら、カーチェイスを始めます。 商売敵というだけではなく、因縁めいた物を感じさせます。

ちなみに安室透は公安警察で、現在、黒の組織に潜入しています。コードネームはバーボン。表向きは私立探偵です。ボクシングが趣味、プロ級の腕前をもちます。腕力にものを言わせることもしますが、本質は、情報収集力、観察力、洞察力にたけた切れ者で、色黒の美男子です。

赤井秀一はFBI捜査官で、以前黒の組織に潜入捜査していました。長距離射撃が得意です。

安室透は同僚のスコッチ(潜入捜査官で元警視庁公安課所属)が、死ぬ一因となった赤井やFBIを憎んでいるそうです。

現在、工藤邸に身を寄せている沖矢昴(=赤井秀一の変装)の正体を赤井だと見破り、工藤邸に無断で乗り込んで問い詰めることまでしています。この時は沖矢昴の正体は、ばれずに済みました。

そのため映画の最後、大観覧車で行われた黒い組織のキュラソー奪還作戦(ジン達が、公安に捕らわれて観覧車に軟禁されているキュラソーを観覧車のゴンドラごと奪還しようとした)の時も、護衛や見張りそっちのけで、二人で殴り合いのケンカを始めました。この時も安室の方からケンカを仕掛けています。赤井が本当に嫌いなことがわかります。

この辺のやりとりは、原作のファンならたまらないかもしれません。私、そこまで原作に詳しくないのでこの二人の因縁は知りませんでした。知っていれば、もう少しわくわくしながらこの辺、観られたかもしれません。
映画鑑賞中、二人で殴り合いのケンカしている場合やないやろ!と思っていましたから!(笑!)

このケンカですが、コナンが観覧車に爆弾が仕掛けられていることを二人に告げてようやく収まりました。これから、映画を観に行かれる方は、二人の間に因縁があることを知った上で観ると、もっと深く映画に浸れると思います。

最後に シルバーブリットに期待を寄せて

今回の映画は、個人的にはいまいちでした。(個人の意見です)

一番の要因は、黒の組織との全面対決ではなかった所です。今回も、ほぼ一方的にジンにやられました。黒の組織との対決物では「天国へのカウントダウン」や「漆黒の追跡者」の方が面白かったです。

黒の組織を壊滅出来なくても、一矢ぐらいは当てて欲しいと思いました。

コナンの渾身の一撃=シルバーブリット(銀の弾丸)としての一撃を期待していました。

今回は、これがなかったのが本当に残念でした。

来年は、平次が登場するようです。こちらに期待したいと思います。

追記:冒頭のカーチェイスのシーンですが、シャー(赤井 秀一)とアムロ(安室透)の対決と一部ネットで話題になっていますね。なるほど、そのような見方があるのか!と感心しました。

2017年の名探偵コナン劇場版「から紅の恋歌」を観てきました。

感想をブログにUPしています。よろしければ寄り道してください。

関連記事:コナン映画21(2017)「から紅の恋歌」鑑賞済み感想と少しネタバレ!

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