一蘭(岡崎店)でラーメンを食べてきました。メニューやカロリーも気になりますが、本当に美味いのか?味の感想です!

麺チェーン店総選挙で1位をとった一蘭の「天然とんこつラーメン(創業以来)」が気になりましたので食べてきました。その味は?なるほど1位をとるだけの工夫がされていました。

一蘭 ラーメン04

*一蘭の「天然とんこつラーメン(創業以来)」はどんなラーメン?

まずラーメンの味はオーダー用紙でリクエストができます。今回は、初めてのこともあり全て基本で通しました。

一蘭の注文票

◇麺

写真のようなとんこつラーメンです。麺は細めストレート麺です。あまりちじれていません。この麺の味ですが、かん水くさく無く、ちゃんと小麦の風味がしました。

一蘭 ラーメン02
ゆで加減も最高でした。今回は注文書の麺のかたさの所、基本に丸をいれました。そのとおりのゆで加減です。感心したのが、麺全体が均一にゆで上がっていたことでした。当たり前?と思われるかも知れませんが、ゆで加減を調整しつつ、麺全体が均一に茹でるのは難しいことです。雑にゆでると、ゆでむらができます。ここには感心しました。
ただ麺を食べてみて、少しかための方が良かったかな?と思いました。

◇スープ

とんこつの良い風味がしました。通常とんこつは少しぐらい臭みが残っています。この臭みや雑味が一切なかったのには感心しました。油が浮いていますが、くどくありません。

一蘭 ラーメン03
まずは秘伝のタレを混ぜずにいただきました。口に含むと、とんこつの濃い味と風味が広がります。少々、甘さも感じました。これは野菜由来の甘さと思いました。豚骨を茹でるときに、大量の野菜を入れますが、その味だと思います。
店舗に掲示されていた説明の看板には、

トランス脂肪酸ゼロの油を使用しているうえ、天然のコラーゲンがたっぷりと溶け出しているため、体にも優しいスープです。と説明がありました。

天然のコラーゲンがたっぷり!の説明には、ぐっ!!と来る物がありますね!

一蘭 待合室 説明書

・一蘭の待合室にある説明板

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◇天然とんこつラーメン(創業以来)のカロリーは?

ラーメンのカロリーですが、約525kcalとネットに記載がありました。

とんこつ系のラーメンにしては、カロリー低めだと思います。

ちなみに日高屋さんの中華そばは669kcalです。しょうゆラーメンなのですがカロリー高めですね。

スガキヤラーメンの玉子入ラーメンは、465.1kcalとHPに記載がありました。スガキヤさんのラーメンもとんこつラーメンです。このカロリーは、ものすごく低いと感心しました。

スガキヤ 玉子入ラーメン

・スガキヤ 玉子入ラーメン

◇秘伝のタレ

このたれ、唐辛子ベースのタレです。見た目以上に辛いです!!
親切にも味のリクエスト表(オーダー用紙)に”初めての方は1/2がおすすめ”と記載がありました。このとおりでしたので、辛いのが苦手の方はご留意してください。このタレですが、1/4とかもリクエストOK!です。

一蘭 オーダー用紙(赤タレの辛さ)

・赤い秘伝のタレを混ぜていただくと?

次に秘伝のタレを混ぜていただきます。このタレ結構辛いです!ですが、嫌な辛さではないです。えぐみが無い辛さでした。
スープに秘伝のタレを混ぜると、味が劇的に変化しました。甘めのスープに刺激が加わりました。このタレ、舌の上でピリピリしません。後からじわじわくる辛さです。タレを混ぜたとたんに、汗が止まらなくなりました。辛いのが苦手な私でも、このタレの辛さは好ましい辛さだ!と感じました。スープの旨みを邪魔しない辛さです。

一蘭 赤いタレを混ぜた後のスープ
何でも30数種類の材料を混ぜて作られています。このタレ自体も旨みが多いのだと思いました。

・ですが少々辛すぎました

邪魔しない辛さですが、正直、タレ入れすぎました。味のリクエスト用紙に注意書きがありましたが、初めての方は少なめの方が良いと思いました。もちろん辛いのが好きな方は、この限りではありません。今回は、調査の為に基本にしましたが、ここだけはアドバイスに従っておけばと悔やみました!(汗!)

このスープですが、最後の1滴までおいしくいただけましたが、ラーメンどんぶりの底に赤いタレが残っています。これ、わざと残しました。この赤いかたまり、飲み干す勇気が無かったです!(笑!!)

一蘭 ラーメンどんぶりの底

◇スープ用に薬味と調味料がほしいです!

基本のスープが甘めでです。そのままでも美味しいのですが、なにも入れないと少々、味に飽きがくるかもしれません。一蘭さんは、テーブルの上に薬味や調味料(コショウなど)が一切、置いていません。なので、味の調整が後から出来ません。

事前に、味のリクエストが出来ますが、食べている最中に調整したい時があります。その機会を奪っているやり方は、はっきり言って好きではありません。そこは残念でした。

一蘭 味集中カウンターの様子02

・一蘭 岡崎店のカウンター お椀に入った半熟塩ゆでたまごは別売です。

◇チャーシューは絶品でした。

大きめですが、ものすごく薄いチャーシューがトッピングされています。このチャーシュー、美味かったです!

口に入れると、咬む必要が無いくらいに柔らかったです。ひとかみ、ふたかみすると、良い肉の味が口に広がります。ここでも、いやな味がしません。少し甘めですがしっかりと味がついています。スープとの相性をを考えた味付けでした。

*ラーメン注文方法

まず、店舗に入ったところにある券売機で食券を購入します。
今日は、前から決めていたメニューで、「天然とんこつラーメン(創業以来)」と「半熟塩ゆでたまご」を注文しました。

一蘭 食券販売機

・店舗入り口の食券機 ラーメン神の神殿のように見えます。

価格は、とんこつラーメンが790円で、半熟塩ゆでたまごが120円で合計910円です。正直、少々高いなーと思いました。(スガキヤラーメンの値段が基準です。そりゃー高いですね)

玉子は、「ラーメンを食べる前に食すると、口の中の味がリセットされ、ラーメンの味がよりわかりやすくなる」と一蘭のHPに記載がありましたので、それに習いました。

◇メニューはあるのか?

券売機で食券を買ってからカウンター席に向います。問題はここで、席にはメニューが置いてありません。代わりに箸袋にトッピングの値段が記載されていました。

一蘭 メニュー

・食券機のメニュー

一蘭 箸の袋

・箸袋のトッピングメニュー

この箸袋に丸印を入れてカウンターから注文できます。

メニューが無くても困ることは無いのですが、独特ですね。岡崎店は2016年5月に開店したばかりの郊外型の新店です。新店はこのようにシンプルな造りになっているようですが、古い店舗は、このとおりではないようでした。

一蘭 名古屋の店カウンター

・名古屋の一蘭のカウンター様子
出典:http://nagoya7.net/gourmet/ramen/ichiran-order-sheet-tonkotsu/

ここのお店は、冷水の蛇口、各カウンターについているみたいです。岡崎店は、座席の入り口に水コーナーが1箇所あり、そこへ水をくみに行きます。

一蘭 水コーナー

・一蘭 岡崎店の水コーナー

◇ラーメンの味を決めます

半個室の”味集中カウンター”には、注文票(オーダー用紙)が置いてありました。
この注文票に、今日の味の希望を記入します。

一蘭の注文票

今回、初めてでしたので、全て”基本”の味としました。
ですが、これが後で後悔することになります。詳しくは、先の「赤い秘伝のタレ」の所で説明したとおりです。

記入後、待つこと約5分で「天然とんこつラーメン(創業以来)」が運ばれてきました。

◇味集中カウンターのすだれが閉じられます

ラーメンがカウンターに届くと、味集中カウンターの正面にあるすだれが閉まりました。これで、半個室が完成です。その上、入店からここまで、従業員さんの声は聞こえますが、顔は見ることが出来ませんでした。従業員の顔が出ない店は初めての経験でした。

一蘭 味集中カウンターの様子

・完食後の味集中カウンター

*替え玉の注文の仕方は?

一蘭では福岡発祥のラーメン店だけあり、替え玉を推奨しています。
替え玉ですが、店舗入り口での食券機で購入出来ます。

一蘭 替玉注文方法

注文方法は、食券機で買った食券をカウンターの呼び鈴において、ボタンを押して下さい。

一玉食べたあとに欲しくなった時はどうするのか?ヒントは、箸袋にありました。

箸袋に「このはし袋で追加注文を承ります」とあります。この袋に丸印を付けて、カウンターの隅にある呼び鈴を押す仕組みでした。

一蘭 箸の袋 替え玉

たしかに”替え玉190円、半替玉130円”と箸袋に記載があります。
ここに丸印を入れ、麺の堅さを指定して注文します。

うまい方法ですね。

*最後に

一蘭ラーメンの味ですが、麺チェーン店総選挙2016で4000票を集め、1位をとっただけのことはありました。

麺だけではなく、スープや、赤いタレにも多くの工夫がされており感心しました。味だけなら、確かに納得なのですが、2回目行きたいか?は少々微妙ですね。

ラーメン好きの方、一度は訪れてみてください。ただし、カウンターが窮屈なので、お子さま連れの家族にはお勧めしません。

あと、辛いの苦手な方、本文でも記しましたが、赤いタレ辛いですので注文時に味の調整お願いします。