須田祥子さんが報道ステーション(1/29)でヴィオラを演奏しました。
ゆったりと流れる音色が背景の樹氷とあっていて癒されました。
祥子さんのプロフィールと演奏した曲の紹介です。
引用元はこちらです。
*須田祥子(すだ さちこ)さんプロフィール
6歳からヴァイオリンを始める。
桐朋学園大学在学中にヴィオラに転向し、98年同大学を首席で卒業。
ソリストとして国内の数多くのオーケストラに首席として客演。
倉敷音楽祭、宮崎音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、鎌倉芸術ゾリスデン等に出演。
これまでに室谷高廣、室内楽を名倉淑子、ヴィオラと室内楽を岡田伸夫らに師事。
現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、洗足学園大学非常勤講師。
97年:第7回日本室内楽コンクール優勝
99年:第7回多摩フレッシュ音楽コンクール優勝
99年:第23回プレミオ・ヴィットリオ・グイ賞国際コンクール優勝
2000年:第2回淡路島しづかホールヴィオラコンクール優勝
皇居内御前演奏会にて演奏する。
須田さんのプロフィールこれぐらいしか公式発表ないですね。
活動の拠点は東京フィルハーモニー交響楽団ですが、客演でいろいろなオーケストラと共演しています。
報道ステーションでの演奏を聴いても解りますが、実力があることが解ります。
*演奏した曲は歌劇トスカより「星は光りぬ」でした。
須田祥子さんが報道ステーションで演奏した曲は、オペラ「トスカ」かからの1曲でした。
オペラトスカは、1900年1月にローマで初演されています。
劇中で歌われるアリア『歌に生き、愛に生き』、『星は光りぬ(星はきらめき)』などが有名。
オペラの内容は、女性歌手トスカと画家カヴァラドッシの悲恋です。
オペラの舞台は1800年6月、イタリアのローマ。
カヴァラドッシは、脱獄した友人の画家を助けたために、ローマ市の警視総監スカルピアに捕えられ、後日処刑される運命に。
スカルビアはトスカにカヴァラドッシの解放の代わりに私の女になれ。とせまります。
スカルピアはトスカに「カヴァラドッシの処刑はみせかけで助けてやる」と持ちかけます。
究極の選択を迫られたトスカが歌ったのが『歌に生き、愛に生き(恋に生き)』です。
トスカはスカルビアの申し出を受け入れられません。
とうとうスカルピアを殺して、通行証を手に入れます。
トスカの動きをしらないカヴァラドッシは、サンタンジェロ城の屋上にある牢屋に収監されていました。
トスカに別れの手紙を書き始めるカヴァラドッシが絶望の中歌い上げるのが、有名なアリア『星は光りぬ(星はきらめき)』
いよいよ処刑の日、カヴァラドッシの処刑はみせかけでなくそのまま処刑されてしまいました。
その事実を知り泣き叫ぶトスカ。
そしてスカルビアの死を知った警察の追っ手がトスカにせまります。
観念したトスカはサンタンジェロ城の屋上から身を投げました。
*須田祥子さんの演奏がもの悲しく聞こえました。
須田さん長野県木曽町 白川氷柱群のまえで、ヴィオラを演奏しました。
画面からもものすごい寒い感じが伝わってきます。
よく指がうごくな!とまず感心しました。
そして演奏です。
もの悲しい音色が白川氷柱群にゆっくりと流れていきます。
音色が、川や氷柱に染みこんでいくような演奏でした。
もともと華やかな曲でないです。
その寂しい曲調が、今回のロケ現場にぴったしだと思いました。
*最後に
YouTubeに演奏の動画が公開されていました。
公式動画:槇原敬之の「ビオラは歌う」を須田祥子が初レコーディングより
この動画、ニコニコ動画風なので画面が賑やかなのが少々気になります。ですが曲は良い曲です。須田祥子さんのビオラですが「星は光りぬ」とは違った雰囲気でいいですねm(__)m