「ゼロの使い魔」21巻が発売されます。(2016年2月25日発売予定・MF文庫J)
5年ぶりの新作ですが、原作者の「ヤマグチノボル」さんは、2013年に死去されています。
プロットが残されていたそうですが、誰が書いたのか?執筆者が気になります。
ゼロの魔法使いは、22巻で完結予定でした。
2011年2月に20巻の「古深淵(いにしえ)の聖地」が
最後の発刊になっていました。
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2013年に原作者のヤマグさんが亡くなり、
続巻が絶望視されました。
作者が不在です。続巻は難しいと誰しも思いました。
ですがヤマグチさんも「ゼロの使い魔」は、
完結させたかったらしく、
物語のプロットを、関係者に渡していました。
今回ようやくそのプロットを元にして21巻目が書かれました。
ここで気になる点は、プロットと執筆者ですね。
*プロットとは?
プロットは、ストーリーと似ていますが全く違う物です。
プロットは、物語の要約といわれています。
この要約ですが、因果関係ともいわれていますね。
◇プロット
Aがあった。だからDがおこり結果Gになった。
・A→だから→D→だから→Gになった。
◇ストーリー
Aの次にB、Cが起こった。
なのでDが起こりました。
これがE、Fに続き結果Gになった。
・A→B→C→D→E→F→G
このようにプロットは、この要因がないと話がつながらない。
物語の要になる出来事のことを指します。
ヤマグチノボルさんは、21巻と22巻のプロットを残していました。
そのプロットを元に、書き下ろしたそうです。
*21巻は執筆が不明です。
21巻の最大の問題点は、文章スタイルですね。
プロットは要因です。
物語は、筆者が紡ぎ出さないといけません。
文章の雰囲気は、筆者独自のものです。
なので、話の世界観は引き継げますが、
雰囲気は引き継げるとは限りません。
21巻の作者の名前が公表されていないのは、
ここに原因があるからでしょうね。
出版社もこの21巻の執筆者も、ある意味「賭」だと思います。
話が良いだけでは評価してくれません。
それ以上の出来で無いと駄目です。
これハードル高いですよ!
ベテラン作家さんではないと思います。
新人作家の執筆なら面白いですね。
でも、お題がある作品は書けないでしょうね。
物語を構築できる中堅処の作家さんかな?
と個人的には思いました。
それは、誰?と言われると困りますが…..?(^^ゞ
誰にしても、21巻を引き受けた作者に敬意を示したいと思います。m(__)m
*まとめ
5年ぶりに続巻が発売されます。
待たれていた、ファンも多いと思います。
ファンを納得させることが出来るのかどうか?
22巻を出す為の試金石ですね。
追伸:
おそらく、21巻はそれはそれで楽しめると思いますね。
ですが、ファンが納得するかどうかは別問題です。
この試み、結果がどうなるか?
野次馬的に楽しみです。m(__)m
追記2:
一部では、執筆者は杉○光さんでは無いか?
との噂が流れています。
あくまでも噂です。
本当は誰でしょうか?(^^ゞ