見城徹氏(幻冬舎社長)が、アナザースカイに登場しました。(12/4)
ハワイが舞台です。
そのハワイでも闘志をむき出しにして、投資をしていました。
その投資額が桁違いでした。
*幻冬舎社長「見城徹」
見城徹氏は幻冬舎の代表取締役社長です。
幻冬舎は1993年設立です。
(幻冬舎は、出版社です)
写真の引用元はこちらです。
今は本が売れないといわれています。
売れっ子、編集者だったのですが、
そんな中での独立でした。
無謀な挑戦と言われました。
ですが、創業22年で21冊のミリオンセラーを出しています。
2015年も年間ベストセラートップ10の内、4冊が幻冬舎の出版でした。
先見の明があるだけではなく、リスクも取っているのだと思います。
今週の番組では、編集会議の様子を流していませんでした。
アナザースカイでは珍しく「来週に続く」でした。
来週(12/11)放送で、編集会議の様子が映し出されると思います。
どの様にして、ヒットする本を生み出しているのか?
この辺にも興味があります。
*ハワイでの見城徹氏
ハワイに着くやいなや、まずは食料品の購入です。
現地のスーパー(オーガニックマーケット・ホールフーズ)で、滞在日数分の食料を自分で購入します。
1番最初に、ソイミルクバニラを購入していました。
なんでも、日本から持ってきた野菜ジュースの粉末を混ぜて飲むそうです。
移動は、専用のリムジンを使います。
もちろん、運転手付きです。
ハワイではホテルに泊まらず、現地の友人のマンションを借りて寝泊まりします。
このマンションですが、夕日が沈む海をリビングから一望出来る部屋でした。
その、日没の夕日を観ながら、プライベートシェフの作る料理を堪能していました。
このプライベートシェフですが、ハワイのセレブの間でも大変人気があるシェフだそうです。
シェフが作る料理を、ハワイのビジネス仲間と楽しんでいる所が放送されていました。
個人的に気になったのは、夕食に誘われたそのビジネス仲間の若い人達でした。
見たところ、日本人のようです。
何をしている人なのか?
夕日が沈む、綺麗なオーシャンビューを見ながら気になりました。
(この仲間の事は、一切言及せすでした)
こうして、ここだけ観ていると、少々嫌みに聞こえますが、
見城徹氏は、ハワイでそれだけのリスクを取っていました。
*ハワイに通う本当の目的
見城氏ですが、年に4回ほどハワイに訪れます。
目的は、息抜きもあるのですが、大半は投資の為でした。
なにに投資しているのか?
マンション開発に投資していました。
よく、「個室を買い取って賃貸に出す」
事を投資といいますが、見城氏のそれは桁が違いました。
なんと、マンションの開発そのものに、投資していました。
いわゆる、デベロッパーという立場です。
それも、1カ所ではありませんでした。
2カ所同時にマンション開発に投資しています。
一つは高層の2棟あるマンションです。
もう一つは、街の真ん中にある低層マンションでした。
それらは、もちろん高級マンションです。
1つは、ホテル形式をとっています。
ホテル形式なのですが、オーナーが滞在中は自分で使います。
オーナーが使わない時は、ホテルの部屋として貸し出します。
(貸し出ししなくても可)
これ、ホテルコンド形式というそうです。
39階建て、2棟で全324戸です。
1ルーム、6千万円から18億円の高級ホテルコンド形式なのですが、
その1棟は、2016年の春に完成予定だそうです。
そして1棟はすでに完売しています。
もう一つの建設中の、低層マンションは、街の真ん中にありました。
2018年完成予定、8階建て、全215戸
4つのショッピングモールに、直結で行ける海岸ぞいの一等地に建築中でした。
その価格ですが1部屋、1億4千万円~33億8千万です。(^^ゞ
見城氏、投資額は最後まで言いませんでした。
ですが、「失敗すると破産する」ぐらいの投資額だと語っていました。
その投資をする前、契約書にサインするまでは、本当に悩むそうです。
ですが、それをやってしう決断がすごい!!と思いました。
出版社といい、デベロッパーといい、本当に闘志むき出しで挑戦しています。
これを観た後では、最初の夕日が沈むマンションでの夕食会も、「まあ当然だわ」と感じが変りました。
納得しましたね。
*最後に
見城氏はもう一つ、コールド・プレス・ジュース(*注)の専門店も買収して運営していました。
なんでも、本人がジュース付きで東京中のジュースを飲み歩いて、やっとであったのがコールド・プレス・ジュースのサンシャインジュースでした。
そのサンシャインジュースを現在は都内で5店舗出店しています。
ここでも、本気になった時のコミットの仕方がすごい!と、思いました。
何でも、やり通すその意志の強さが少々うらやましくも感じました。
次週は後編です。
編集会議の内容を暴露してくれることを期待します。(*^^)
*注:コールドプレスジュースとは?
野菜や果物を砕くのではなく、5トンの力で押し潰し作るジュースです。
利点は「熱が出なく、ビタミンが壊れない」そうです。
繊維質も混ざらない為、栄養分だけを効率的に吸収出来る。
といわれています。
追記(12/12)
先ほど、見城徹氏のアナザースカイの後編を見ました。
月二回行われる、出版会議ですが、面白かったです。
1000円、6000部
1000円、8000部
などと、独断で出版部数を決めて行きます。
出版数を相談すること無いそうです。
それは、「全責任を自分で負うから」だそうです。
また、3ヶ月先まで、夕食の予定が決っているそうです。
全て外食で、人と合う時間にあてているようです。
いつも、相手のことや次の出版の事を考えながら食事をしているので、
食事が本当に美味しくないそうです。(^^ゞ
なぜこんな、憂鬱なことをするのか?
見城徹氏曰わく、「憂鬱なことでなければ仕事ではない」そうだからです。
食事時間も貴重な仕事時間だということです。
*ハワイで投資をする理由は?
なぜ投資をするのか?の質問に、
「出版事業を守る為」
と答えていました。
出版事業はいつ赤字になるか解らない。
なので、他で利益を出す仕組みを作り、出版事業を最後まで守りたい。
が、本当の理由でした。
なぜ、ここまでこだわるのか?
それは、
「読書に助けられたから」
でした。
小学、中学時代いじめられっ子だったそうです。
今風にいえば、「協調性が無い子供」で、先生からも疎んじられていました。
その時に救ってくれたのが読書だったそうです。
「本を読むことは楽しい。だから編集者になった。」とも言ってました。
本は、人生を変えられることがある。
読者からの手紙(感想)でもそれを感じられる。
それが堪えられないそうです。
*最後に
ハワイに来ても、仕事のことで頭がいっぱいだそうです。
ですが、仕事のインスピレーションがどんどんわくそうで、
事務所に国際電話を頻繁にかけるそうです。
本が面白くなるからハワイに来る!!と最後閉めていました。
追伸:いつも来ているスーツですが50着ぐらい在るそうです。
オーダーメードらしいのですが、スーツの裏地はなんと全てアロハシャツでした。
結構、おしゃれな一面がのぞけました。
また、日本の事務所の廊下に畳み半畳ぐらいの書が飾られています。
そこには大きな文字で「正面突破」と書かれていました。
仕事に対する姿勢がうかがい知れ面白かったです。(*^^)